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カームでエアリス様とティファと分かれる。
エアリス「待ってるね!(クラウド認識)」
エアリス「先行ってるね!(正しい内容)」
待っててくれる待っててくれるエアリス様が待っててくれる……(ほんわり)。
ここで彼女達を放り出してアイテム集めしてるとエリクサーが手に入ることも忘れてうっかり宿屋に直行してしまった……(謎敗北感)。
エアリス「クラウド、遅〜いっ!」
直行したのにまだお待たせしてしまいましたかエアリス様(しーくしくしく)。
ここから長い長〜い回想が始まる。そしてティファの様子がヘン。記憶混乱のことを知らなくても、ティファの態度でクラウドには何かあるな〜と思ったもんな〜。
ティファの記憶によるとクラウドはこのときニブルヘイムに来てはいない。しかしクラウドの記憶によると、本物にしろ贋者にしろいずれニブルヘイムにはセフィロスと行っている。問題はクラウドがソルジャーとして顔を出して行ったか、一兵士として顔を隠して行ったか、なのだ。
だからティファから見れば、居なかったはずの人間がほぼ事実そのままをあたかも居たかのように語っている、むしろそちらのほうが問題なのだ。
ここでいつもの形式で語るのもアレなので、箇条書きで纏めてみるか。
ここで一旦セーブ。回想途中にセーブってどないやねん。
ちょっと気になったこと。セフィ郎ってこの時点で父親が宝条って知ってるんだっけ。忘れたなぁ。「コンプレックスの塊」て、良く似た親子だ。
この言葉が真ならば、人間とセトラは元々同種族。人間は高密度の魔晄(ライフストリーム)に晒されるとモンスター化する。セトラは約束の地(高密度の魔晄を発する地)に辿り着く。
……約束の地に辿り着いた、人間と同様の身体を持つセトラは、ではどのような形態になるというのだ?
セトラが約束の地を見付けるということ、魔晄エネルギーに満ち溢れた地を見付けるということ。エアリスはそれをセトラの終焉の地と称したが、この二つを矛盾ないように解釈するとしたら、セトラは約束の地で少なくともヒトとしては終焉を迎えるのだろう。
魔晄を浴びてヒトでないモノとなって。セフィロスのように。
……何のためにヒトを捨ててまでそこまで強大なチカラを必要とする必要があったのだろう。
エアリスがホーリーを発動したあと、そのまま生きていたらもしかしてクラウドと戦う展開になっていたのかもしれんな。ウェポンにしろ、星は空から来た厄災の味方では決してないが、ヒトの味方でも決して、ない。
エアリスがエアリスとしての意識を持ったまま死ねたというのは、彼女の人生の中では運の良い部類だったのだろう、きっと。
さてヒッキーになってしまったセフィ郎、神羅屋敷で書物漁り。……は良いけど片付けくらいしろよおっさん。
えーと、ここでセフィロスが得た情報は
……色々と間違ってますな。
で、ここに辿り着くまでにあった遍歴(違)を見ると、
最後のはさすがに予想外。一体何のお呪いですか(遠い目)。
そんなこんなで誤認から頭カッ飛んでしまったセフィロス君@多分22、3歳。
なんちゅーか、なぁ……。こういう
「自分の足許が崩れて自分が何者かわからない、俺は誰なんだヒトじゃないのか誰かボクを肯定してよ、ママーッ!(号泣)」
なんてのは10代のときに済ませておけよと心底思う。20歳過ぎてやるもんじゃないよホント。恥ずかしいから。
まぁ実際は50になっても60になってもやる人はやるってのはわかってはいるんだけれども。何というかビジュアルの問題で勘弁してって感じだ。いや、顔の悪いおっさんがやってたらもっと目を覆いたくなるかもしれんが(遠い目)。
実は自分はヒトじゃなくて人工培養された古代種の生き残りで、自分を作った人間たちは古代種を踏みにじってきて繁栄したんだ、なんて酷い! 俺は古代種の味方になるぞ! と両親を知らずに神羅で純粋培養された世間知らずな戦士は至極単純に考えたんだろうけど、
真の古代種の娘さん「本当はヒトどころか古代種ですらもなくて、古代種の母親と思ってたジェノバは古代種を滅ぼした張本人の厄災で、セフィロスと同じ作られ方の人間なんてたくさん居て特別でも何でもなくて、しかも本当の父親はセフィロスが見下しまくってたコンプレックスの塊の宝条博士だなんて、笑い話にもならないわよね〜♥」
……優しくない、現実って本当に優しくない(合掌)。
そこの可憐な娘さんを見ろ、セトラを滅ぼしたジェノバを発掘した張本人でセトラを実験対象にしてた男を父親に持ち、母親死亡の時点でマジに世界に一人きりの種族になり、生まれてからずっと軟禁か監視状態で気の休まるときもなく、仲間の中に居ながらも常に一人だということを自覚して滅びを覚悟しており、好きになった男が黒マテリアを持ち出してしまったためにセトラとしての責務を全うして結果ジェノバコピーに殺された、その瞬間までずっと現実は彼女にちっとも優しくなかったが、こんなにも前向きに生きていたぞ。ヒトとしてでも古代種としてでもなく、単にエアリスという個人として。足許なんか崩れるどころか最初から何もなかったが、自分の足で彼女は一人きりで誰も辿り着けない場所に立っていたぞ。ちったぁ見習えそこのおっさん。
たかがちょっと頭がヘンってのが露呈したくらいでなに壊れてやがる(まちがい)。
セフィロス「ままーっ、人間達が酷いんだよ、ボクだけはママの味方だからね、うわーん!」
と、ジェノバの元に来るついでに流れた涙を乾かすためファイガを連発しながら魔晄炉へと舞い戻ったセフィ郎。なんて傍迷惑な。
途中で何かが視界の端に入ったが、気にせずポイッとしたらそれがティファのパパだったと。なんか刀が抜けなくなっちゃったからそのまま置いてっちゃおー、まーまー。
……幼児退行も甚だしいこのガキを止めてくれザックスクラウド(頭痛)。
セフィロス「母さん、一緒にこの星を取り戻そうよ」
ティファ「セフィロスもソルジャーも魔晄も神羅もみんなみんな大ッ嫌い!」
セフィロス「良いことを考えたんだよ。約束の地へ行こう、母さん」
クラウド「俺の家族を! 故郷を! 良くもやってくれたな!」
セフィロス「母さんはこの星の支配者になるはずだった。だけど何の取り柄もないアイツらが母さん達からこの星を奪ったんだよね」
クラウド「俺の悲しみはどうしてくれる! 故郷を奪われた俺の哀しみはアンタと同じだ!」
セフィロス「クックック、俺が何を哀しむ? 俺はこの星の支配者として選ばれし者、この星を愚かな人間からセトラの手に取り戻すために生を受けた存在。何を哀しめというのだ?」
……勘弁してくださいこの哀しみまくりで拗ねまくりのマザコン(ばったり)。
クラウド「……この話はここでお終いなんだ」
全員「ちょっと待てー!!」
クラウド「だって憶えてないんだも〜ん(しらっ)」
……ああもうどいつもこいつも!(ばったり)
バレット「が〜〜〜っ! 訳がわかんねえ! 俺は行くぜ! 俺は行くぜ! 俺は行くぜ! 考えるのはおまえたちに任せた!」
バレット=プレイヤになったのはこのときが最初だった(遠い目)。