[an error occurred while processing this directive] Kiss The Moon 〜 FF7プレイ日記2 〜

FF7プレイ日記・2

1

 さてウォールマーケットだ。女装イベントだ。

 どうやらティファはドン・コルネオのところに行ったらしい。と蜂蜜の館で聞いたのは良いんだが、

ジョニー「あ! あんたは?」

クラウド「……おまえ誰だ?」

ジョニー「酷ッ!」

 ネタではなく素で誰だか憶い出せないんだが、ジョニーって誰? どうやらティファの知り合いらしい。ってならティファを止めろよ。

「おっ、そこの兄さん、べっぴんさん連れてるねぇ」

 よく良くわかってるじゃないか男、そうそうエアリス様はべっぴん――

「ドンの所に連れてけば良い金になるよ!」

ざっけんな、誰がエアリス様を売るか。

 そんなことをしたら後で何をされるか……(ガタガタブルブル)←そっちか。

 しかし結局ドンのところには行かざるを得まい。着くと女の子しか入れないので、エアリス様が自分が入ると言い出す。待て、入ったら貞操の危機で怒ったエアリス様に街が壊されるじゃないか!

エアリス「ならクラウド、あなた女の子に変装しなさい」(有無を言わせぬ命令口調)

クラウド「エアリス、いくらなんでも!」

エアリス「ティファさんのためでしょ?」

クラウド「俺が女装なんて似合いすぎるじゃないか!

エアリス「……ホーリー。(笑顔)」

 こうして星は滅……んだら終わりなんで、素直にエアリス様の言うことを聞くことにした。

2

 エアリス様の口八丁で洋服屋の親父からシルクのドレスをガメて、スクワットで圧勝してブロンドのカツラもゲット。エアリス様の目を盗んで宿屋でお使いを果たしてダイヤのティアラを手に入れ、メシを食ってトイレでセクシーコロンを手に入れ、蜜蜂の館でスケスケランジェリーを手に入れて化粧もしてもらい、さぁ完璧だ!

 ……しかし何でこんなに蜜蜂の館に入るときに気合い入ってるかなぁこの子は。「行くぜ!!」って。ムッツリめ。

 しかしここで覗き見できる伝承の勇者ごっこが凄い。

古代よりかの地に伝わる伝説
求めるは、約束の地
青きひとみもつもの
白刃の大剣を背に
約束の地へ導かん

 ……あのおっさん(セフィ郎)にそういう、人を導く職業が務まるとは到底思えないんだが。クラウド然り。なんでここをエアリス様にしておかないかなああああ。

 そして館を出るとエアリス様が花一本500ギルというアコギな商売をしてらっしゃいました(爆)。普段1本1ギルじゃん……それともアレか、曲がりなりにもカオの良い男(クラウド)にはまけてただけなのか、そうなのかエアリス様。

 そしてエアリス様にセクハラされつつ着替えをし、さぁコルネオの屋敷にレッツゴー!

3

 身体検査も性別検査もなしに(爆)コルネオの屋敷に丁重に招待されると、さぁこっそりティファ探しだ! ……すぐに見付かった(遠い目)。女装に目を剥かれる。そりゃあな……。

 クラウドの落ちた五番魔晄炉から戻ると、怪しい男がウロついてたので締め上げたら、コルネオの名前が出てきたらしい。で、侵入、と。ところが毎晩三人の中からその晩の女の子を選ぶコルネオに選ばれなかったらどうしよう……って、

クラウド「俺にやれって意味だよな、やっぱり。

エアリス「ここまで来て何を今更」

ティファ「そのために女装してきてくれたんじゃないの?」

 まぁな、ここまで完璧に女装したんだから俺がコルネオに選ばれるのはわかってるんだけどな(泣)。

 かくして今夜のコルネオの嫁は俺。厭すぎる。とっとと情報を吐かないと

クラウド「切り落とすぞ」

エアリス「捻り切っちゃうわよ」

ティファ「すり潰すわよ」

 ……おまえら、一体ナニを。

 ということで、7番街スラムがプレートごと落とされるらしい。えらいこっちゃ。しかしその前にコルネオによって下水道に落とされる主人公達。

 7といい8といい10といい、このシナリオライタは何か落ちることにトラウマでも持ってんじゃなかろうか。

4

 落ちたらイキナリ妙なモンスターと戦闘になったが、

エアリス「星の守護!」

クラウド「画竜点睛!」

ティファ「アナタタチ、ナニ。

 臭いところからはとっとと抜け出して列車墓場でエアリス様の武器を強奪して七番街に戻ると、

クラウド「……あの高さから落ちて生きてるなんて丈夫だな、名も知らぬアバランチ」

ウェッジ「……相変わらずっすねクラウドさん……」

 いやしかしこのときのクラウドは良いね、仲間のために心を砕いてて。KH2で「この街がどうなろうと興味ないね」と言ってたクラウドとは大違いだ(まだ恨みに思ってるのか)。

 ということでこの時点では優しいクラウド君はウェッジをエアリス様に預けて、バレットが弱すぎるから見ていられないと救出もとい手助けに向かう。途中でジェシーに告白される。ああジェシー、君はアバランチの中でも好きかもしれない。自分のせいで人が死ぬことを良くわかってたから。

 バレットと合流し、塔のてっぺんでレノと戦闘。ここで会ったが100年目、いつぞやエアリス様に銃ぶっ放した報いを受けるが良い。

レノ「まだ怒ってるのかな、っと」

クラウド「俺が怒らないとエアリス様が怒るがそれでも良いか」

レノ「……。クラウドのがマシだなっと」

 しかしマシはあくまでもマシであって、クラウド圧勝、レノ圧敗。

 しかし試合に勝って勝負に負けた。時限爆弾とは卑怯な。ていうかエアリス様が人質ー!!

 ツォン〜〜〜テメーエアリス様を人質にしたのみならず、

クラウド「エアリス様を殴るとは……なんて命知らずな……」

ツォン「え?」

エアリス「落ちなさい。(笑顔)」

ツォン「今度は我々かー……ッ!(フェードアウト)」

 そんな端っこに立ってるから……(合掌)。

5

 どうにかこうにか塔のてっぺんから脱出したが、7番街はもう入れもしねえ。それを見てバレットがイッてしまった。怒り狂っている。る。が、な……(ムカムカムカムカ)。

バレット「俺達を潰すために街ひとつ潰しちまうんだからな」

クラウド「違うな。神羅がこの後復興支援を行って人心を得るための単なる工作で、アバランチなんてわざわざ潰す価値もないと奴等は思ってるぜ」

バレット「で、でもよ、そのせいで何人死んだと――」

クラウド「俺達が魔晄炉を潰したせいで一体何人が死んで何人が路頭に迷って何人がアバランチを恨んだだろうな」

バレット「何もかも神羅の奴等がやったことじゃないか、このままじゃ星が!」

クラウド「そう、神羅もやったな。神羅のやったことが汚いなら俺達のやったことも汚いな。自分達だけ綺麗なままで居られると思ってんじゃねーよテロリストが

ティファ「……わからない」

 あーもう腹立つなぁ! ジェシーはちゃんと人を殺した報いが自分に来ることをわかっていたし、エアリスはホーリーの発動で自分に最も近いイキモノを失うことをわかってた、それでも彼等が自分の道を選択したのは、自分を汚してでも誰かを傷付けてでも得たいものがあったからじゃないのか。

 何かを選択して汚れないでいられる人間なんて居ないこともわからないでテロだなんて大規模な選択をしてるんじゃないこのガキ共め。ああもうコイツら大ッ嫌いだ。

 ……ワシが7を嫌いな理由もエアリス様を大好きな理由も、単にこの3人が酷すぎるせいじゃないかという気がしてきた(頭痛)。人格的には悪い人間じゃなくても、自分の行動の結果に責任を取ろうとしない子供達(アバランチ+セフィ郎)が無邪気に世界規模で迷惑を引き起こしている話、それがFF7(遠い目)。

6

 エア子さん家に行ってマリンの無事を確かめる。マリンと引き替えに自分の身柄を神羅に引き渡したと。こんな手が通用するならとっととエルミナさんを人質に取っときゃ良かったのに神羅、とか考える俺は悪(謎)。

 エア子さんが古代種だという話を聞く。セフィ郎が古代種だと言ってたことを知ってるクラウドは興味津々。

 つーかここらへんのクラウドの記憶ってどーなってるんだろーなー。自分が自分であることは忘れてるのに。

 エアリス様の部屋でマリンとエアリス様談義(謎)。「クラウドのこと好きなんだよ、きっと」に「そうだといいな」と答えておく。ティファに内緒にしててくれるマリン、おまえはきっとイイ女になるぞ(笑)。

 取り敢えずエア子さん救出のためにウォールマーケットに向かう。

ティファ「これを登れば神羅ビルに辿り着けるわね(何百メートルもあるケーブル見上げ)」

バレット「金色に輝く希望の糸だ! エアリスを助けるぜ!(何百メートルもあるケーブル見上げ)」

クラウド「……どうして落ちるときは一瞬なのに登るときは……(何百メートルもあるケーブル見上げ)」

ティファ「(ぐき)とっとと登るわよクラウド」

 「無理」とかマジに抜かしたクラウドのヘタレっぷりに泣いた今日のプレイ。前略エア子様、あなたはこんな男に本当に助けられたいですか。

エアリス「ティファとバレットを頼りに待ってます」

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