「そういえばこの日も浦飯の髪の毛は暴れたのか……?」
「あの絵のコメント文? いやあの話のことは日月サンすっかり忘れてたらしいから。別に纏めてしまっても構わないけどね、だとしたらオレは襲いくる幽助の髪の残骸を鞭でビシバシ叩き潰しながら髪の毛切ってたわけだ、ふうん面白い」
「……ほのぼのした朝ですね。さすが蔵馬さん」
「……オレってそんなに童顔?」
「まぁ割と。って今どっからそういう連想したんだよ」
「幽助とか良く言うんだよねぇ、オレの顔がほのぼのぽややんのほほんとしてるって。そんなにぷーちゃんレベルな形容の顔なのかなぁと思って」
「大丈夫、性格がのほほんしてねえから」
「それってフォローなんですか……?」
「いやおまえののほほん顔に騙される人に対しての忠告……嘘です御免なさい」
「そういえばこの日も幽助の髪の毛は暴れたのか……?」
「あの絵のコメント文? いやあの話のことは日月サンすっかり忘れてたらしいから。別に纏めてしまっても構わないけどね、だとしたらオレは襲いくる幽助の髪の残骸を鞭でビシバシ叩き潰しながら髪の毛切ってたわけだ、ふうん面白い」
「……羨ましいな」
「……訓練代わりに考えないでくださいよ」
「何ならオレが──」
「あなた散髪なんかできないでしょ……」