レインちゃん@8歳あ〜んどエアリス姉(え?)

君は時々、妖精が見えるのだと言った。
あなたを守りたい誰かが妖精になってそばに居るのだと、
そう言って笑っていたっけ。
君は自分にも妖精が居るのだと言っていた。
自分の亡くなった姉だと言っていた。
星に還ったお姉ちゃんが自分を見守っていてくれるのだと、
オレには見えないその妖精を愛おしげに、
ちょっと妬けるくらいに大事そうな目で見ていた。

君やエルにはオレ達に見えないものが見えている。
それが君達にとって幸せなことなのか不幸なことなのか、
そんなことは君達が決めることなのだろうけど、
少なくとも君達が心無い奴等に狙われるのは確かだった。
それでも君達は笑う。
自分を愛する誰かのために、
自分を畏れる人々のために、
そして自分が愛する人達のために。

君達がこの世界を守っているように、
オレが君達を守ろう。
それはひどく凶暴な感情のようで、
君に話したらまた、駄目よ、くらい言われそうだけれど。
君達がその堅い決意を笑顔の下に隠しているように、
オレもこの身勝手な感情をただ心の中で大事にしよう。
ただ妖精さんだけに決意を表明して、
オレは今日、旅立つ。



問1:
 何故アデルは最終的にエルオーネだけを誘拐したのか?
問2:
 何故レインはティファと同じピアスをしているのか?
問3:
 レインの名はクラウドとスコールの関連からのみ付けられたのか?
 リリスと同一視される女神レイントとの関連性はあるのか?



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